子どものむし歯予防は 妊娠中から気をつけましょう

2018年11月18日掲載

妊娠中は、つわりによって歯みがきが難しく、歯周病になることがあります。妊婦さんが歯
周病になると、お腹の赤ちゃんが小さく生まれたり、早産になったりするリスクが高まりま
す。これは歯周病の炎症で出てくる物質が、胎盤に影響するためであると考えられています。また、食事・間食回数の増加などにより、むし歯のリスクも高くなります。

◆お母さんの食事が重要
歯のもととなる歯胚は、妊娠2カ月頃から作られます。良質なたんぱく質、歯質の基礎を作るビタミン、歯を硬くするカルシウムなどさまざまな栄養素が必要です。お母さんが食べたものが、赤ちゃんの丈夫な歯や体を作ります。バランスよくしっかり噛んで食べることを心掛けましょう。

◆出産後も注意が必要
むし歯菌は、唾液を介して主な保育者から赤ちゃんにうつります。家族でむし歯のある人は、早く治療をし、家族みんなでむし歯予防をしましょう。

◆定期的に歯科受診をしましょう
赤ちゃんが生まれると育児に忙しく、歯科医院へ通うことが難しくなります。日頃から定期的に歯科受診をし、妊娠が分かった時点から、お口の健康に関心を持ち、家族で取り組みましょう。市は、出産前のパパママセミナー2回目で歯科健診を行っています。
ご利用ください。

問 健康推進課健康増進係 ☎20-4213 FAX22-1077
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